今回の旅がきまってから、心配性の私(インドア妻)は、韓国旅行に役立ちそうな情報をコツコツ収集。
それを見事に聞き流した旦那は、現地で小さな失敗を繰り返す──そんなリアルな旅行記をシリーズでお届けします。
もし旦那の体験が、皆さんの“反面教師”としてお役に立てたなら妻としては本望です。
50代の旦那とその友人2人、あわせて「おじさん3人組」による韓国旅DAY1をお楽しみください。
- 韓国旅行2泊3日|初日の体験レポート【旦那の語り口で時系列】
- リムジンバス6001番で仁川空港から明洞へ
- 明洞の換金所|レートの良い場所で韓国ウォンを調達
- 韓国ホテルでドアが開かない?フェイク窓の部屋にびっくり!
- 韓国旅行でホテルにアメニティがない!?持って行って正解だった必需品
- 韓国旅行|変換プラグが刺さらない?世界対応でも注意が必要な理由
- 明洞から南大門へ|地下鉄切符購入で迷走するおじさんたちに救世主現る✨
- 南大門でT-money購入|値段を見落として後悔する夫
- 南大門グルメに大満足 ビビン冷麺にハマる旦那
- 東大門のチムジルバンでまた後悔
- 夜食は明洞 牛骨ヘジャンククと格闘し敗北する旦那
- ホテルに戻る
- まとめ DAY1の反省|やはりT-moneyは必須アイテムだった
- 次回予告
韓国旅行2泊3日|初日の体験レポート【旦那の語り口で時系列】
2泊3日の韓国旅行から帰ってきた旦那が、初日の出来事を息つく間もなく語ってくれました。
今回はその内容を、旦那の語り口のままに、時系列でまとめてみました。
旦那のリアルな体験を通して、お役に立てる情報をお伝えします。
※旦那は写真を撮るのが苦手なので、ところどころ写真が惜しいのは、ご容赦ください。
リムジンバス6001番で仁川空港から明洞へ

仁川国際空港に到着後、明洞(ミョンドン)方面へ向かうため、6001番の空港リムジンバスに乗ることに。
ところが、券売機の画面には、目的地である明洞がなかなか出てこない…!

画面をどんどんページ送りしてさ、10ページ目だよ!10ページでやっと明洞見つけたと思ったらまさかの満席!
…と本人は言っていますが、「おじさんフィルター」により見落としていた可能性も否定できません。
満席だったため、結局1本見送って、6001番のリムジンバスに乗車。
次のリムジンバスが来るまでの待ち時間は5~10分程度。思っていたより早かったそうです。

車内は静かで快適!うとうとしているうちに明洞駅に到着(所要時間約80分)。
教訓:明洞行きは人気路線なので、混雑時は満席の可能性あり。
券売機の画面では、慌てずにページをめくって、じっくり探すのがコツです。

明洞への移動は、空港からのリムジンバスが便利。
旦那も利用した6001番リムジンバスについて詳しく知りたい方は、
【仁川国際空港から明洞駅までのおすすめ移動ルートは6001番リムジンバス|完全ガイド】もぜひチェックしてくださいね。
明洞の換金所|レートの良い場所で韓国ウォンを調達

明洞に到着後、まず向かったのは街中の両替所(換金所)。
通り沿いにいくつかある中から、数店舗を比較して、一番レートが良かったお店で換金。
2泊3日の旅行だったので、1日1万円×3日=合計3万円分を韓国ウォンに両替。
ちなみに最終日には、5,000ウォン(約500円)ほど余ったとのことです。
韓国ホテルでドアが開かない?フェイク窓の部屋にびっくり!

ホテルはどうだった?個室だったんでしょ?

それがさ〜部屋が真ん中だったんだよね。

部屋が真ん中…?意味わかんない?
どうやら、部屋の両側に窓から景色を楽しめる部屋が並んでいて、旦那の部屋はその間――日本のホテルで言えば、「本来なら廊下になっている場所」にある部屋だったらしい。

なんか変だな〜と思ったら、フェイク窓だった。
でも最終日まで全然気づかなかった。

チェックインは同行者のAさんが担当。3人それぞれ個室に向かいカードキーで解錠したが…
ドアが開かない!
ちょっとだけ力を入れたら開いたが、Bさんも同じトラブルでカードを交換してもらっていた模様。
部屋の広さは、日本のビジネスホテルと同じくらい。
浴槽はなくて、シャワーのみ。これは韓国のホテルではよくあるタイプですね。
そして、地味にショックだったのが「ウォシュレットがなかったこと」とのこと。
とはいえ、明洞駅から徒歩1分という立地は本当に最高!買い物もアクセス面も文句なしとのことでした。
韓国旅行でホテルにアメニティがない!?持って行って正解だった必需品
実は、韓国では環境保護の観点から、2024年以降、ホテルでの使い捨てアメニティ提供が原則禁止になっています(客室が50室以上のホテル)。
そのため、多くのホテルでは歯ブラシ・カミソリ・くし・綿棒などのアメニティが置かれていません。
事前にこの情報を知っていたので、必要なものはすべて持参。
現地で困ることはありませんでした◎
忘れてしまった場合も、明洞エリアならコンビニやダイソーですぐに調達可能です。
旦那に持たせたアメニティグッズ一覧
以下に、実際に旦那に持たせた「韓国ホテルで必要なアメニティグッズ」をまとめました。
荷造りの参考にぜひ!
韓国ではアメニティが原則提供されていないため、準備しておくと安心ですよ◎
- 洗面用品:
シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔料・スキンケア用品 - 衛生用品:
歯ブラシセット・ひげそりセット・綿棒・ボディータオル・使い捨てスリッパ - 身だしなみ:
整髪料(ワックスやジェルなど)ヘアブラシ
ホテルのアメニティどうだった?現地のリアルな体験報告
ホテルのシャワーにシャンプー・リンス・ボディーソープの3点と、洗面所にハンドソープがボトルで置いてあったそうです。
やはり、歯ブラシ、ひげそりなどのアメニティは置いてなかったとのこと。
ホテルによってシャンプーの品質に差があるため、持参したシャンプーを使ったそうです。
自分の髪質に合ったものを用意した方が安心ですね。
ドライヤー、バスタオルなどはありましたが、スリッパが使い捨てではなかったそうです。
「使い捨てスリッパ持って行って良かった〜!」と旦那。私が持たせたんですけどね。
旦那にはカミソリタイプのひげそりを持たせましたが、電気シェーバー(100V製品)の場合は変圧器が必要となります。
変圧器なしで使用すると故障の原因となってしまうので、カミソリタイプのひげそりがおすすめです。
韓国旅行の準備には必須のアイテムがいっぱい。
持ち物の仕分けや準備のコツは【韓国旅行持ち物リスト|手荷物・預け荷物の仕分け完全ガイド】で詳しく解説しています。
韓国旅行|変換プラグが刺さらない?世界対応でも注意が必要な理由
部屋に着いた旦那は、早速充電しようと思い、前回のタイ旅行のときに買った「世界対応の変換プラグ」を取り出すも、なぜか刺さらない。

焦った旦那に旅慣れAさんが予備の変換プラグをサッと貸してくれて無事解決。
(さすがAさん…!)
で、帰国後──

これ、なんで刺さらなかっただろう?“世界対応”って書いてあるのに…。
とブツブツ言う旦那。
気になった私は説明書を開いてみたんです。そしたら、

SEタイプで使うときは、ピンをスライドして伸ばしてくださいって説明書に書いてあるよ!

えっ使えたんだ⁈ 説明書?
見ようとも思わなかった。
というわけで、“変換プラグが使えなかった原因”は、説明書未読によるうっかりミスでした(笑)
教訓:旅に出る前は、ガジェットの使い方も確認しておきましょう!
韓国のダイソーでも売っているので、もし忘れてしまっても現地調達可能ですよ。
韓国のコンセントはSEタイプ(丸ピン2本)が基本。
日本のAタイプ(平ピン)とは形状が違うため、変換プラグが必要です。
✦ もし変換プラグを忘れてしまったら、どこで買える?(現地調達)
変換プラグがないとスマホの充電ができないので要注意!
場所 | 特徴 |
---|---|
コンビニ(CU・GS25など) | 首都圏なら〇。空港や駅近なら置いてあることも |
ダイソー(다이소) | 安くて確実 |
家電量販店 | Eマートやロッテマートにも |
空港内の売店 | 割高だけど、すぐ必要ならアリ |

韓国旅行では、SEタイプ対応の変換プラグを1つは持っておくのが安心。
日本の「Aタイプ」は一部のホテルでしか使えません。
明洞から南大門へ|地下鉄切符購入で迷走するおじさんたちに救世主現る✨

お腹が空いた3人は、地下鉄で南大門方面へ移動することに。
まずは切符を買おうと券売機に向かうも……
・路線図が読めない
・駅名が分からない
・Google検索も翻訳アプリも思い出せない
3人で券売機の画面を見ながら「あーだこーだ」と大混乱。
そこへ偶然通りかかった日本人の若い男性が助けてくれたそうで、
その男性が一言。
「T-money買った方がいいっすよ」
親切に南大門の最寄り駅も教えてくれて、なんとか切符を購入できたそうです。
地下鉄に乗った後、旦那はしみじみと――
「やっぱT-moneyは絶対必要だな!」
ちなみに韓国の地下鉄は、日本と似ているけれど、天井が高めで開放感があったとのこと。
地下鉄やバスの利用に欠かせない『T-money』カードについては、詳しくは【旅行前に絶対知りたい!韓国現地のお金と支払い方法まとめ】で解説しています。これを持っているだけで移動がグッと楽になりますよ。
南大門でT-money購入|値段を見落として後悔する夫

南大門に着いてすぐさま、コンビニでT-moneyを購入。
Bさんが買った4,000ウォンのカードを見て「同じので」と頼むも、一番安い3,000ウォンのカードがあったことにあとから気づいて後悔。
とりあえず10,000ウォンチャージ。(この1回のチャージで2泊3日の地下鉄移動は間に合ったそうです)
南大門グルメに大満足 ビビン冷麺にハマる旦那
南大門のレトロな雰囲気が漂う太刀魚横丁に興味津々の旦那でしたが、友人2人はあまり興味を示さなかったため泣く泣くスルー。
代わりにふらりと立ち寄ったローカル食堂へ。
注文はメニュー表に写真があったので「This one!」で通じたそう。

冷麺とチヂミとマッコリを注文。
日本で食べるチヂミとは違って、フワフワしてとても美味しかったそうです。

水冷麺は酸味が効いて、さっぱりして美味しかったそうです。
食欲が湧かない夏に食べたい!

旦那が韓国旅行中に食べた中で一番のお気に入りビビン冷麺。
お取り寄せしたいほどハマったみたい。

パンチャンも5品もついて大満足。店を出たら暗くなっていて、東大門まで地下鉄で移動。
韓国の飲食店でのマナーや便利な情報は、【韓国の飲食店で失敗しない!食事マナー&便利情報まとめ】を読めば安心です。
東大門のチムジルバンでまた後悔
東大門のチムジルバンに到着!

サウナ好きの旦那は念願のチムジルバン(韓国式サウナ)へ。
受付けは日本と似た雰囲気でしたが、中に入ったら全然違ったそうです。
洞窟のような造りのサウナに3カ所入り、途中冷却室で休憩を挟みチムジルバンを堪能したおじさん達。
「日本のサウナと比べて、韓国のサウナの方が湿気がない感じだった。」と旦那談。
たっぷり汗をかいてリフレッシュしたそうです。
ただ、定番の「燻製卵」と「シッケ(甘酒風ドリンク)」を忘れたのが悔やまれるらしい。
喫煙室では、ツバを灰皿に吐く人がいてちょっと引いたけど、昔の日本でもよく見たな…とふと昭和の頃を思い出したとか。
夜食は明洞 牛骨ヘジャンククと格闘し敗北する旦那
地下鉄で明洞に戻り、レストランで夜食タイム。

牛骨ヘジャンクク(スープ)。辛くはなくて、とても美味しいかったそうです。
でも……。

骨に肉がたくさん付いているのに、全然骨から剥がれなかった!
どうしても肉が食べたかったのに…悔しい…。
美味しかった分、肉が食べれなかったことが相当悔しかったみたいで、熱く語っていました。

このマッコリが一番飲みやすくて美味しかったそうです。
ホテルに戻る
午前1時にホテルに戻り、妻に8時半に起こしてもらうようお願いして就寝。

知らんがな…💤
まとめ DAY1の反省|やはりT-moneyは必須アイテムだった
明洞→南大門→東大門→明洞と地下鉄で移動したおじさん3人組。
南大門までの切符を購入しようとするも、南大門の最寄り駅は4号線で明洞から1駅の会賢(フェヒョン)駅。
この会賢(フェヒョン)駅が、券売機で見つけられなかったそうです。
時間と手間を考えると、やはりT-moneyは必須アイテム。
地下鉄を利用するなら持っておいて損はなし!
次回予告
🍜 DAY2 昼|広蔵市場で食い倒れ!王宮に迷い込み韓国らしさ満喫
お楽しみに♪
※イラストは「いらすとや」様よりお借りしました。
https://www.irasutoya.com/
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